歯科医が教える矯正中のスポーツ用マウスガード
マウスガードの種類と選び方
矯正治療中にスポーツを行う方が使用するマウスガードは、歯科医院で作製するカスタムメイドタイプが最も安全です。
市販の手軽なボイル&バイトの製品は、歯面に装着してある矯正装置に添わせることは出来ず、下手にかみしめると矯正装置を壊してしまいます。

矯正装置との併用方法
カスタムメイドのマウスガードは、矯正装置の形状を考慮して設計されます。特に重要なのは、ワイヤーやブラケットとの干渉を避けながら、十分な保護機能を確保することです。通常、矯正装置の上から2〜3mmの厚みを持たせ、装置による粘膜への刺激を防ぎながら、外部からの衝撃も吸収できる構造となっています。
スポーツ時の安全対策
矯正中のスポーツ活動では、以下の点に特に注意が必要です:
1. 装置の破損予防
2. 口腔内の外傷予防
3. 適切な呼吸の確保
4. 素早い着脱が可能な設計
5. 緊急時の対応方法の確認
これらの要素を考慮したマウスガードの使用が、安全なスポーツ活動につながります。
装着時の注意点
マウスガードの装着は、以下の手順で行うことが推奨されます:
1. 装着前の手洗いと口腔内の清掃
2. 矯正装置の状態確認
3. マウスガードの清潔確認
4. 慎重な装着
5. フィット感の確認
特に、無理な力をかけての装着は避け、違和感がある場合は直ちに歯科医院での調整を受けることが重要です。
定期的なメンテナンス
矯正治療中のマウスガードは、通常より頻繁なメンテナンスが必要です。使用後は必ず専用の洗浄剤で清掃し、清潔な保管ケースで保管します。また、月1回程度の専門的なクリーニングと、3〜6ヶ月ごとの適合確認が推奨されます。劣化や変形が見られた場合は、速やかな交換が必要です。

