インプラントは見た目も良いの？～インプラントと審美性について～

テレビのＣＭや歯科医院の看板などで、インプラントという文字を目にすることは多いですよね。

お笑い芸人がインプラントを入れたという話を、ご存知の方もいるかと思います。

今回はインプラントのメリットとデメリットについてお話しします。

インプラントって何？

インプラントとは、なんらかの原因で失ってしまった歯を補うために、人口の歯根を歯茎に埋め込むことです。

顎の骨の中に、チタンなどの金属でできたインプラントを埋め込み、頭の部分（歯の部分）はレジンやセラミックなどで作られます。

天然の歯のように見た目が良い

見た目は天然の歯のように見えるので、審美的にも良いかと思います。

また、顎の骨に直接埋め込んでいるため、入れ歯やブリッジよりもしっかりと噛めるので、食事のときのストレスも感じません。

体に優しい素材でできています

インプラントで使用されているチタン合金などは、体に害がなく、体に優しい素材です。

しかしチタンアレルギーなどがある場合は、インプラントを行うことができない可能性があります。

以前にアレルギーを起こしたことがある方や、心配な方は、一度調べてからインプラントの治療をするのが良いでしょう。

ブリッジと違い、他の歯の負担がない

ブリッジや入れ歯の場合、支えとなる歯に負担がかかり、それらの歯にダメージをあたえてしまうことが多いです。

しかし、インプラントは単体で埋め込むので、他の歯に負担はかかりません。

また、隣接する歯を削ったりすることもありません。

保険が適用されない

インプラントは保険が適用されず、自由診療となってしまいます。

また、インプラントを埋入するにあたって、手術をしなければなりません。

インプラントが適用できない場合もある

インプラントを埋入する顎の骨の量が、歯周病で少なくなっていたり、全身の健康状況によっては、インプラントの適用とならないことがあります。特に糖尿病の方は注意が必要です。

しっかりと噛める歯を！

歯を失ってしまうと、思うように噛めなかったり、うまく発音できなかったり、様々な支障が出てきます。

ブリッジや入れ歯などの保険で治療できるものもありますが、インプラントも考えてみてはいかがでしょうか？