歯茎の異常？健康な歯茎ってなに？～歯肉について知ろう！～

毎日歯磨きをするなかで、歯はしっかりと磨いたり、気にしたりすることはありますが、歯茎まで注意している人は、案外と少ないのではないでしょうか。

今回は歯茎についてお話しします。

健康な歯茎ってどんな歯茎？

健康な歯茎は薄いピンク色をしていて、歯と歯の間の歯茎も引き締まって、しっかりと三角形になっています。

また歯磨きなどをしても、歯茎からの出血はありません。

歯茎の表面をみると、スティップリングという、みかんの皮の表面のような、小さなつぶ粒が見られます。

健康ではない歯茎はどんな歯茎？

健康ではない歯茎は、歯茎からの出血があったり、歯茎が腫れていて歯肉炎を起こしている歯茎です。

また、歯茎の色は赤や赤黒くなっています。

歯茎の腫れが原因でプラークもたまりやすくなり、さらに歯肉炎を悪化させます。

歯茎が下がってしまう

歯茎が下がることを歯肉退縮といいます。歯肉退縮は、年齢を重ねるにつれて出てくるものもありますし、強いブラッシングの圧力から、下がってしまうこともあります。

また、食いしばりなどでも歯茎が下がることがあります。

歯茎が下がると様々な症状が

歯茎が下がることで、歯の根が露出してしまいます。

そのため、知覚過敏などの症状が出たり、歯の根の虫歯（根面う蝕）になるリスクが高くなります。

歯肉のマッサージもしましょう

歯磨きだけでなく、指で歯茎のマッサージを行うことも歯茎の血行がよくなるのでオススメです。

歯茎に指を添わせて、丸を書くような感じで、くるくるとマッサージしてみてください。

歯茎を引き締める薬用作用のある歯磨剤などを、歯茎に塗りながらやるのも良いかと思います。