お口の中の歯茎もケアすることが大事って知っていましたか？

今回は歯茎のケアについて詳しくお話しします。

大人になると増えてくるのが歯周病です。
歯周病菌は様々な毒素を産生し、歯茎に作用します。
歯周病菌に負けない歯茎を作るためにも、歯茎の血行を促進させて、歯茎を元気にしてあげることが大切です。

では、歯茎の血行を促進させるには、何を行えばよいのでしょうか。

歯茎の血行を促進させるには、歯茎のマッサージを行います。肩が凝っている時などマッサージをすることで血行が良くなり、肩が軽くなったという方もいるのではないでしょうか。

歯茎も肩と同じで、マッサージを行うことで血行が促進され、酸素や栄養が行き届くようになります。また、老廃物が歯茎にたまっている場合もあるので、マッサージして老廃物を洗い流すことも期待できます。

ブラッシング時の歯茎ケア

歯ブラシはやわらかめのものを使用するのが良いでしょう。硬い歯ブラシでブラッシングを力強く行うと、歯の表面だけではなく、歯茎も傷がついてしまう可能性があります。

磨くときも、力を入れてごしごし磨くのではなく、優しく丁寧にブラッシングをするように心がけましょう。

また、歯間ブラシやフロスなどの補助用具を使用するのも良いでしょう。

補助用具は細かいところの汚れを除去するだけでなく、歯茎に刺激を与えてマッサージ効果につながります。

歯茎のケアを行わないとどうなる？

歯茎のケアを行わないでいると、歯と歯茎の間の歯周ポケットが深くなり、歯周病が進行する可能性があります。

歯周病が進行していくと、歯茎がだんだん痩せてきたり、歯を支えている骨が溶かされたりして、最終的に歯が抜け落ちてしまいます。

歯茎や口腔内に良い飲みものって？

歯茎に良い飲み物があることを知っていましたか？

それは緑茶です。緑茶は体に良いとよく聞きますが、口腔内にも良い影響を与えます。

緑茶にはカテキンが多く含まれており、ウイルスや細菌を抑制する作用があります。
そのため、虫歯菌や歯周病菌の増殖を抑えてくれると言われています。

お肌をいたわるのと同じように、歯茎のケアも行いましょう

お肌であれば、毎日洗顔をして、化粧水や乳液などを使ってお肌のケアを行いますが、歯茎にも同じように、毎日かならず鏡で歯茎の状態や色を見て、歯茎のケアを習慣化していくことが大切です。
お肌をケアするのと同じように、歯茎のケアを行いましょう。