歯磨きガムってどんなもの?
歯磨きガムってどんなもの?
歯磨きガムという言葉を聞いたことがある方も、いらっしゃるのではないでしょうか?
以前はあまり耳にしませんでしたが、最近では歯医者さんだけでなく、コンビニやスーパーなどでもみかけることがあります。今回はこの歯磨きガムについてお話ししたいと思います。
歯磨きガムとはどのようなもの?
歯磨きガムとは、名前の通り歯磨きをするガムです。
本来であれば、歯磨きはきちんと食後にしたほうがよいのですが、仕事をしていて忙しい、出先で歯磨きができないということも多くあるかと思います。
このような場合に、歯磨きの代わりに歯磨きガムを噛む人が増えてきているようです。
忙しい人にとってはとても便利な商品ですよね。
歯磨きガムの成分
歯磨きガムは虫歯にならないような効果がある成分が含まれているガムです。
その成分の中には「キシリトール」が含まれています。
キシリトールは甘味炭水化物の一種で、歯磨き粉などにも含まれているものが多いです。
キシリトールは虫歯の原因になる酸を作りません。
ガムを噛むことで唾液の分泌を促したりする作用もあります。また、ミュータンス菌の増殖を防ぐ作用もあり、虫歯の発生や進行を防ぎます。
口臭を予防する効果もあり
歯磨きガムには口臭を予防する効果もあります。
食後に歯磨きができないと、なんだかお口の中が気持ち悪かったり、口臭が気になったりしますよね。そのような場合にも歯磨きガムがおすすめです。
あくまで歯磨きの代用品
しかし、歯磨きをせず楽だからといって歯磨きガムだけを噛むのは間違いです。
最初に話したように歯磨きガムは、どうしても時間が作れず歯磨きができない時などの代用で噛むようにしてください。
歯磨きガムだけに頼り全く歯を磨かなければ、お口の中の健康状態は悪化します。
歯と歯の間の汚れや細かいところの汚れは歯磨きガムでは落とせません。
しっかり歯ブラシや歯間ブラシなどの補助用具を使ってお口の中の健康をまもりましょう。
歯磨きは一日3回が望ましいですが、それが難しい場合は、最低でも朝と夜の2回はしっかり歯磨きをするように心がけましょう。