認知症と歯の関係
認知症と歯の関係をご存知ですか?
みなさんは「認知症」という病気を聞いたことがあると思います。
実は、認知症と歯(お口の健康)には関係があることをご存知でしょうか。
認知症とはどのような病気か?
認知症は、年齢とともに脳の働きが低下し、記憶や判断力、日常生活の行動などに影響が出てくる状態を指します。
原因となる病気はいくつかあり、一般的に「認知症」という言葉が使われています。
認知症にも種類があります
認知症には、いくつかのタイプがあります。たとえば、
- アルツハイマー型認知症
- 前頭側頭型認知症
などが知られています。
認知症と歯科の関連性
ここからは、認知症と歯(歯科)との関係についてお話しします。
研究では、歯が少ない人や、噛む力が低下している人は、認知機能の低下と関係する可能性があると報告されています。
では、なぜそのような関係が考えられているのでしょうか。
歯が少ないと、脳への刺激が減る可能性があります
私たちは食事のとき、噛む動作によって口の周りの筋肉や神経が働き、脳にも刺激が入ると考えられています。
そのため、歯が少ない、または噛みにくい状態だと、噛む回数が減り、脳への刺激が少なくなる可能性があります。
食事では「よく噛む」ことを意識してみましょう
歯は、食べ物を噛み切るためだけでなく、体全体の健康にも関わると言われています。
また、同じ食事でも、あまり噛まずに食べるより、しっかり噛むことを意識して食べるほうが、噛む回数が増えやすくなります。
無理のない範囲で、「よく噛む」ことを意識するのはよい習慣です。
歯がない(噛めない)場合はどうしたらよいか?
もし現在、歯が少なくて噛みにくい場合は、歯科医院で相談し、噛める状態を作ることが大切です。
- 状況によっては、インプラントで人工の歯を入れる
- 難しい場合は、入れ歯などで噛みやすさを補う
といった方法があります。自分に合った方法を歯科医師と一緒に検討しましょう。
歯周病と認知症の関係
近年、歯周病と認知症の関係についても研究が進んでいます。
歯周病が進むと、歯を失いやすくなり、噛みにくくなることで、結果的に認知機能の低下と関係する可能性があると考えられています。
また、歯周病は口の中だけの問題ではなく、糖尿病や脳血管の病気など、全身の健康とも関わることが知られています。
まとめ
このように、歯や歯ぐきの健康は、口の中だけでなく、全身の健康にもつながります。
毎日の歯みがきや定期検診で、しっかり口腔ケアを続けていきましょう。

