赤ちゃんの歯磨き(2)
赤ちゃんの歯ブラシは、どのようなものを使えばいいの?
赤ちゃんの歯が生え始めたら、最初はガーゼでやさしく歯を拭く方法があります。
では、歯が何本か生えてきたら、どのように歯みがきを行えばよいのでしょうか。
赤ちゃんには、大人用のようなヘッドの大きい歯ブラシは使いません。赤ちゃん用品店やドラッグストアなどで販売されている、赤ちゃん専用の歯ブラシを使いましょう。
どのような歯ブラシを選べばいいの?
赤ちゃん用の歯ブラシは、ヘッドが小さく、毛がやわらかいものを選びます。赤ちゃんの月齢や、歯の本数に合ったものを使うことも大切です。
赤ちゃんが自分で持つ歯ブラシと、保護者が仕上げみがきに使う歯ブラシを分けて用意すると、使いやすいでしょう。
どのようにみがけばいいの?
仕上げみがきをするときは、歯ブラシを鉛筆のように軽く持ちます。
力を入れすぎず、歯や歯ぐきを傷つけないように、小さく動かしながらやさしくみがきましょう。
特に、歯と歯ぐきの境目や、上の前歯の表側は汚れが残りやすい場所です。唇の裏側に歯ブラシが当たると痛がることがあるため、指で唇をやさしくよけながらみがくとよいでしょう。
歯みがきに興味を持ったら、自分でもやらせてみましょう
赤ちゃんが成長すると、歯ブラシを自分で持ってみたがることがあります。
そのようなときは、のどの奥まで入りにくいように、安全ガードが付いた歯ブラシを持たせてみてもよいでしょう。
ただし、歯ブラシをくわえたまま歩いたり、遊んだりすると危険です。必ず保護者がそばで見守り、座った状態で使わせてください。
赤ちゃんが自分でみがいたあとは、パパやママが仕上げみがきをして、汚れを落としてあげましょう。
歯みがきを嫌がったら、どうすればいいの?
歯みがきを嫌がる赤ちゃんや子どもは少なくありません。
そのようなときは、無理に長時間続けず、短い時間で少しずつ慣れてもらいましょう。
たとえば、好きなキャラクターの付いた歯ブラシを使って、「一緒に歯みがきしようね」と声をかけるのもよい方法です。
また、パパやママも一緒に歯をみがいたり、歌を歌ったりしながら、楽しい雰囲気をつくることも大切です。
「歯みがきをしないと虫歯菌が来るよ」と怖がらせるよりも、「歯がきれいになるよ」と前向きに伝えるほうが、歯みがきへの苦手意識を減らしやすくなります。
歯みがき粉は使ったほうがいいの?
歯みがき剤を使う場合は、赤ちゃんや子ども向けのフッ素入り歯みがき剤を、年齢に合った量で使いましょう。
大人用の歯みがき剤は、ミントの刺激が強かったり、泡が多く出たりすることがあるため、赤ちゃんには向かない場合があります。
歯みがき剤を使わなくても、歯ブラシで汚れを落とすことはできます。しかし、虫歯予防のためには、フッ素入り歯みがき剤を適切に使うことも役立ちます。
使用量や使い方に迷った場合は、歯科医院で相談すると安心です。
歯みがきができたら、しっかり褒めましょう
歯みがきを嫌がる赤ちゃんにとって、毎日の歯みがきは大変なことです。
歯みがきができたら、「よくできたね」「歯がきれいになったね」と、しっかり褒めてあげましょう。
途中までしかできなかった場合も、「今日はここまで頑張れたね」と声をかけることが大切です。
褒めてもらうことで、赤ちゃんも安心し、歯みがきに対する「嫌なこと」という気持ちが少しずつ弱くなっていきます。
どうしても歯みがきができないときは?
赤ちゃんが強く嫌がるときは、無理に長時間押さえつける必要はありません。
ただし、赤ちゃんは唾液が多く出るからといって、歯みがきをしなくてもよいわけではありません。唾液には口の中をきれいにする働きがありますが、歯に付いた汚れをすべて落とすことはできません。
まずは短い時間で、汚れが付きやすい歯だけでもみがくようにしましょう。毎日少しずつ続けることが大切です。
どうしてもうまくできない場合や、虫歯が心配な場合は、歯科医院で口の中を確認してもらい、歯ブラシの選び方や仕上げみがきの方法を相談してみましょう。

